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意外性のある面白さが民間活力を引き出すツール

王 どっちにしてもね、一部の人の意見を聞いているだけじゃ、大部分の人たちは置いてきぼりにされるんじゃないですかしらね。なんてゆーか、今までのアプローチの仕方がね、やれアンケートだとか市民フォーラムだとかタウンミーティングだとか、イロイロやるにはやってますけどね、猫も杓子も地方自治大政翼賛会的に30年一律のごとくにやってるそういうことって、ホントに効果があるんでしょうかしらね。少なくとも、最近越してきた若い人たちはそんなのにはゼッタイ参加しないと思うんですのよ。
陳 民間活力を引き出すツールですよね。これはホントにむずかしいとは思いますけどね、やっぱりできれば画期的な試みであってほしいワケですよ。どこの自治体もやっている通り一遍のことでは、大多数を占める無関心派は巻き込めません。実際に現実の市のイメージをいちばん的確に捉えているのは、岡目八目じゃありませんけど、行政とはほとんど関わっていない部外者的な人たちだと思うんです。そういう人たちが自分が住んでいる街をどれだけ面白がってくれるか、すべてはそこにかかっています。
王 面白がれるってことは、要するにクソ真面目じゃダメってことですわよね。
陳 本当にその通りだと思います。どんなに理屈でわかったような気になっても、理屈だけだとどうしても利害関係だけで判断するようになって、「確かに意義はあるけど面倒臭いし見返りも少ないから俺はやめとこう」ということになります。なんだかよくわかんないけど、思わず食指が動いちゃうような魅力ある動機づくりが必要ですよね。
王 例の2006年の住民投票法案の成立をめざした住民運動の時なんかも、趣旨には賛同したから私たちも署名したわけですけど、私なんかはなーんかやっぱり真面目すぎる気がしてたんですのよね。
陳 なんだかまるで教科書のようにね、最初から「国宝があってすごいですよ」「八国山があって自然が豊かですよ」なんてやってると、魅力の押し売りになって不動産屋とおんなじになっちゃう。杉並区が20年以上前からやっている“知る区ロード探検隊”という活動があります。これは区民だけじゃなくて誰でも参加できる活動で、フィールドワークで杉並区の魅力を探そうというものです。寄せられた報告は“すぎまるマガジン”という広報誌にまとめられていて、内容としてはこんな古い看板がまだあったとか、ここの公園にはこんな面白いオブジェがあったとか、ここの銭湯には不思議なペンキ絵があるとか、内容としては大したことじゃないんだけど、「えっ、コンナところにコンナモノが!!」っていう意外性がとっても面白いんですね。

第4時総合計画のスローガンは創造性のなさのシンボル

王 東村山市のイメージをアップさせるような話題がなかなかマスコミで採り上げられないってことも、なーんか市民の士気を低下させてる気がしますわね。最近だと、都営アパートの殺人だとか郵便局の強盗だとか、女子高生が学校で自殺した事件だとか、イメージ・ダウンになるようなものが多いんですのよね。
陳 NHKのローカル・ニュースでたまに見かけたりなんかましすけど、正福寺の防災訓練だとか北山公園の菖蒲まつりだとか、毎年やってる歳時記みたいなものばかりですからね。
王 いちおう、“ぶらり途中下車の旅”“出没!アド街ック天国” “ちぃ散歩”なんかでも採り上げられたことがありますけど、「ああ、やっぱりソコになるのよね」っていうものばっかりで、「ええっ、コンナノがあったの!!」っていうのは1つもないですもの。
陳 市民としてはそこがとっても寂しいですよね。マスコミにも採り上げてもらえないような活気のない街だと見られてるような気がしてね。もっと訴求性のあるイメージを造り上げるためにも民間活力は必要不可欠ですけど、できれば、ま、とっても抽象的な言い方になりますけど、みんなで新しいことに挑戦できて実績を上げられて、どんな形にせよみんなでやったことが記念碑的に残せるように形になれば理想的なんですけどね。
王 オモウほうの想像性じゃなくて、ツクルほうの創造性ですわね。
陳 芸術とか文化なんていうと胡散臭いですけどね、とにかくね、東村山市の第4次総合計画の「人と人 人とみどりが響きあい 笑顔あふれる 東村山」というスローガンね、私はコレを読むたんびにトホホとしか言いようがないですよ。「これなら誰からもクレームは来ないだろう」というのがミエミエの美辞麗句、本当は美辞にも麗句にもなってませんけど、東村山の創造性のなさのシンボルのようにも思えるんですよね。このスローガンには東村山の独自性が微塵もないですからね。
王 そういう私たちの感覚からいえば異常と思えるようなセンスが、まかり通っているのは私たち市民が市政に無関心なせいだし、私たちが無関心であることが結果的に東村山の自立性を阻害していってるというような、悪循環みたいなものが諸悪の根源かもしれませんわね。
陳 でも、だからといってクソ真面目はダメなんですよ。クソ真面目が世界を滅ぼすとは言いませんけど、やっぱり遮眼帯をかけたように視野が狭くなってしまうんだろうと思います。市長も市役所も市議会も商工会も真面目すぎる。
王 アタクシもね、スローガンなんて「だっふんだぁ チョックラチョイト どんこい東村山」でもイイと思いますものね。

プラスアルファのない街東村山に私たちがこだわる理由

陳 何はなくともというか、何かにつけてプラスアルファがない街っていう感じがね、数多くの市民の無関心を生んでいるワケですからね。それでいて市民税はキッチリ取りやがると。私なんかは酒もタバコもやりますから高額納税者ですけどね。
王 高額所得者じゃありませんけどね。ところで、私たちがこんなに東村山にこだわる理由って、結局何なんでしょうかしらね。
陳 私個人に限って言えば、前に住んでいた所沢市なんかに比べると、本当に苦労はしているけど一生懸命で純朴な街だなあという気はしてるんです。所沢は急速に発展したせいで、オコボレにあずかろうとする百鬼夜行が跳梁跋扈していましたからね。それに、王さんや私はすでに両親ともあの世に旅立っていて、心理的にふるさと喪失状態みたいなことになっているし、お互いに成人式は2度やっちゃった年になってるし、ここいらで終の棲家を用意しなくちゃという気持ちもあったりするんでしょうかね。ま、“出来の悪い子ほど可愛い”という面もちょっとあるかもしれませんけど。
王 へんな言い方ですけど、母性本能をくすぐられる街ではあるんですよね。遠くへ里子に出したのを木の陰から見ているような、それでいて決して自分からは名乗り出なかったりしてね。
陳 なんだか昔の“母恋映画”みたいですね。
王 それでいて心配なんですのよ。「しっかりしなさい!!」と言ってみたくなるようなね。今みたいに無策のままじゃ、この先、本当にどうなるかわかりませんものね。
陳 たぶん、私たちが考えている以上には、市役所のなかでは行財政改革を必死になってやってると思うんですね。だけど、それがまったくと言っていいほどに伝わってこない。ハッキリ言って、閉鎖的だということでは相変わらずです。団塊の世代の大量退職で、市役所にも久し振りに新入職員がたくさん入ったようですから、市役所の風土が少しずつ変わっていくことを期待したいですね。
王 私たち一般市民と市役所の職員の人たちがあまりにも疎遠だということもありますけど、なーんか誰でもいつでも気軽に立ち寄れるサロンみたいのがあって、さりげなく意見交換ができたりするといいんですけどね。
陳 市としては、パークハウス・ワンズタワーの3階に作った、市民ステーション「サンパルネ」の市民交流コーナーがそれだと言いたいんでしょうけど。
王 あんな香港の偽ブランド・ショップみたいな奥まったとこ、アタクシなんか怖くていけませんわよっ。ま、ソレは冗談にしてもですわね、あそこで「どんこい祭」のご当地グルメグランプリみたいなのを年がら年中やってるほうが、PRにもなるしマスコミも呼べるし人も集まると思うんですけどね。誰が仕切ったんだか知りませんけど、あんな一等地を公民館のロビーみたいに遊ばせとく手はないですわよ。

クソ真面目はやめて面白がられる行政になろう

陳 ソンナコンナで、東村山に関する文句だといくらでも出てくる感じですが、そろそろ締めに入りたいと思うんですけど、ま、いちおう、清水清一朗前衆議院議員の「新・東村山に望む」みたいな形で。
王 アタクシとしてはなんにも望んでませんのよ。望んだって願ったってなるようにしかならないと思いますのよ。ただ、今みたいに沈香も焚かず屁もひらずみたいな市のままではいてほしくないですわね。市民がもうちょっと市役所に希望を託せるような施策には、死に物狂いで積極的に取り組んでいただきたいと思いますわ。このまんまじゃ死んでも死に切れませんもの。船頭多くして船山に登るでもいいから、私たちが居ても立ってもいられなくなるような計画を立ち上げて、批判を恐れずに東村山じゅうを引っ掻き回してほしいものですわね。陳さんはどうですの? やっぱり「クソ真面目はやめよう!!」ですかしらね。
陳 それに尽きると思います。物事を無理やり理想に近づけようと頑張っても、貧乏市の東村山にはミミズが山を越えるような障害物競走にしかならないですよ。やっぱり急がば回れというか、ちょっと視点を変えて新しい挑戦として実験的にいろんなことをやってみて、「あっ、コンナコトやってるの!?」という興味を惹いて、ダマシダマシでいいから意見交換の場を作って、キレイゴトではない面白い意見を集めて効果的な方法で発表して、「あっ、それじゃあ私も」という上昇するシナジーの螺旋階段に誘導していくという、私も自分で言いいながらホントに嘘臭いなぁと思ってますけどね。とかく真面目な人っていうのは、「こんなに頑張っているんだから何とかなるハズだ」と思いがちですけど、結局、1人でできることなんかタカが知れています。方法論としてはいろいろあるだろうけれど、どれだけ多くの人を改革教の信者にできるかどうかが結果を左右します。
王 その人のブレーンを見るだけで本気度がわかるとも言いますものね。ナァナァじゃなくて真剣に批判し合えるようなね。
陳 もちろん、それだけじゃなくて、知的好奇心を刺激してくれる“面白がられる行政”をめざさないと、改革が成功する日は永遠にやってこない気がします。まず、注目されなきゃ何を話してもなかなか伝わりませんからね。やっぱりこのままじゃね、なーんか死んでも死に切れない気がするんですよね。
王 陳さんが東村山に住んでてヨカッタと思える日は来るんでしょうかしらね。
陳 せめて一瞬でもそう思ってから死にたいんですけどね。
王 お通夜でお出しするお酒はやっぱり“金婚”ですかしらね。陳さんが東村山に越してきてからちょうど50年目だったりしてね。
陳 ソンナコンナで、時事放談「東村山を語る」の一席でございました。
王 最後まで読んで下さった方がいるんだかどーだかね。それでは皆様ごきげんよう。
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時事放談東村山を語る〈終わり〉


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